79円台のドル円

12日のロンドン市場での、「周辺国のスプレッドの拡大と、ユーロの急落」という事態を沈静化させたのがECB. ECBが周辺国債を購入したことをきっかけにスプレッドは縮小。ユーロドル、ユーロクロスは反発。 ユーロドルは一時1.4020まで上昇。 いったん収束したと思われた金融市場を動意づかせたのがレーティングエイジェンシー。 「ムーディーズがアイルランドの信用格付けを投機的水準に引き下げた」ことがきっかけとなり、市場は再びrisk off。 本日早朝、NY市場のクローズとともに、79.00円以下の本邦個人投資家のstop lossをまき込み、ドル円が78.48円まで急落。 ユーロ円は109.69円、豪ドル円は83.16円まで急降下。 ところが本邦FX会社からのstop lossが収まると、東京市場での日銀による「口先介入?」期待より クロス円が急反発。 ドル円が79.40円、ユーロ円が111.40円まで急反発しています。 スプレッドの拡大と、ユーロドルの混乱をECBがやっと鎮静化させたと思えば、 ムーディーズのコメントにより、再び混乱へ。 マーケットでは、レーティングエイジェンシーが、格下げを行わなければ、相場は沈静化するのでは?という意見が多数。 早朝のシドニー市場で、ドル円が急激に円高が進行し、 その後急反発するのは、3月の震災後の動きと同じ。 ドル円の79.00円以下では、本邦投資家のstop lossがかなりdoneされた模様ですが、 本邦からの新規のドル買いも収まらず、結局ドル円は79円台半ばまで反騰。 今回の円高局面は、日本からの要因ではなく、ユーロ圏の混乱が発端なので、 ユーロのソブリンリスクが収束しない限り、今回の円高相場はしばらく続くのかもしれません。 昨日のドル円の戻しも79円台後半でしたので、本日も80円台に戻せなければ 80円台のドル売り注文が増えてきますので、要注意です。 本日のロンドン市場も、まずスペインやイタリー国債の動向に注目。

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