日銀の追加金融緩和後の相場
こんばんは。
日銀の追加金融緩和後から始まったドル円とクロス円の下落は止まらず、ドル円は84.56円、ユーロ円は107.28円、豪ドル円は75.61円まで下落。
今回のように政策を動員して円高を抑制しようとすると、発表前はマーケットの警戒感は高まりますが、発表後、出された政策がマーケットが期待したものと相違した場合、
さらにいえば、マーケットの期待どおりだったとしても、織り込み済み(buy the rumor, sell the dact)の動きとなり、発表後の相場は、元の木阿弥となってしまう傾向にあるので、円高抑制の政策はむずかしいところ。
現状もドル円、クロス円は頭の重たい展開。
今週は米雇用統計も控えていますし、株価がさらに下落すると、円高がさらに進行する可能性が濃厚なため、当局も次の打つ手は単独介入しかないというところまで追い込まれそう。
基調は依然として円高。
気をつけたいところは、円高が加速した場合の、単独介入。
今月の中旬までは、可能性の低かった単独介入ですが、過去2週間政府の通貨対策が批判されている中で、単独介入の公算は高まってきています。
特にドル円は丁寧に利益確定しながら、ドルショート回転といったところでしょうか?
個人的には、ドル円、ユーロドル、豪ドル円をショートを利益確定しながらキープ中。