【FX突撃取材!】9月16日(金曜日)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略

こんにちは!助手の葉那子です。
有料メルマガ著作本が大人気の西原さんからもっと相場の情報を聞き出すために、週に2回、葉那子が西原さんに電話取材を実施中♪

私が西原さんから電話でお聞きした事を文字にして皆さんにお伝えします!!
原則、水曜日と金曜日の12時頃に記事をアップ予定です。

是非♪FXのトレードに活用して下さい。

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■□■9月16日(金)西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日15日(木)の米国株は反落。S&P500は終値で7月以来の安値となった(1.1%ダウンの3901.35でクローズ)。株安の要因は米国債利回りの上昇。米10年債利回りは一時6bp(0.06%)上昇。米2年債利回りは同8bp(0.08%)上げて3.87%と、2007年以来の高水準を付け、相関性の高い米ドル/円は143.50円レベルに反発。また、米ドル/円を押し上げたもう一つの材料が以下、貿易赤字が過去最大になったこと。

ーーーー貿易赤字が過去最大2兆8173億円 8月、資源高・円安でーーーー

財務省が昨日15日(木)発表した8月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆8173億円の赤字だった。エネルギー価格の高騰や円安で輸入額が前年同月比49.9%増の10兆8792億円に膨らみ、輸出額の伸びを上回った。赤字額は東日本大震災の影響が大きかった2014年1月を上回り、比較可能な1979年以降で単月の過去最大となった。出所:日経
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「米2年債利回りの上昇と過去最大となった貿易赤字」は当然円安要因。しかし、日銀の介入レベルは、レートチェックまでステージが上がっており、日銀の介入警戒感は高まっている。

日銀が最終的に為替介入を実施するまでの、一定の手順は下記の通り。
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為替相場が大きく動くと、最初は「為替相場についてはコメントしない」という報道が目立つ。次が「為替相場は安定的に推移するのが 望ましい」となり、「急速な変動は望ましくない」と進む。今月9日(金)に黒田日銀総裁が「1日に2~3円動くのは急激な変化」とコメントしているが当局のスタンスがこのレベル=「急速な変動は望ましくない」まで上がってきたことを意味しているわけだ。このコメントの後、米ドル/円はいったん反落したのだが、14日(水)の東京市場では再び、145.00円に迫る144.96円まで急騰。そのため、日銀は次のレベルに進む。それは 「レートチェック」。
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現在の為替相場の戦略やスタンス

日銀は14日(水)の東京市場でレートチェックを実施しており、残るは実弾介入のみ。現時点のマーケットのコンセンサスは、「米国から介入の了承を得るのは極めて難しい」といったところ。そのため、マーケットはドル金利の上昇に追随する形で米ドル/円を買い上げて来た。一方、日銀のスタンスは一昨日14日(水)にレートチェックをするまで上がってきている。ドル金利の上昇に呼応し、S&Pも下落(=リスクオフ)。欧州を取り巻くファンダメンタルズが改善しないため、ユーロ/円の戻り売りで臨みたい。

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