本日は欧州圏からの悪材料が立て続けに報道され、risk offへ。 まず、「ムーディーズがスペインの全銀行の格付けを発表する見込み」との 報道が流れ、スペイン金融株が大幅安に。 米国株も下げ幅を拡大し、ダウも急落。 加えて、ノボトニーECB理事が、「ECBは国債購入を継続したくない、週央に予定されているEU首脳 会議にあまり期待しない方がいい」とコメントし、ユーロドルは1．2471，ユーロ円は99.17円まで急落。 コモディティマーケットも下落しており、WTIは78.35ドルと80ドル割れで推移。 マーケットでは今週のEU首脳会議では、具体的な対策は打ち出されないとの観測が拡がり、 risk offへ。 ただ本日のユーロやAUDドルは終日下落しており、ユーロ円は101円台から99.17円まで急落しているため、戻しを上手くうっていきたいところ。