ECB

15日の欧米市場ではイタリア国債が再び7%台へ。 昨日はイタリアのみならず、オーストリア、加えてフランスの国債の利回りも急騰。 ドイツ以外は全て周辺国といった相場展開。 この環境下でクロス円が下落。 ユーロ円は104円割れに。 明けて本日のアジア市場でもクロス円の売りが断続的に出て、ユーロ円は103.41円まで急落。 ただ欧州市場では「ECBがイタリア国債を購入」との報道とともに、イタリア国債の利回りは 7.00%以下に低下。 これに呼応してユーロドルはあっという間に1.35台を回復、ユーロ円も104円台前半まで回復。 昨晩はオイルが逆に上昇していることもあり リスク許容度があまり低下しておらず、ユーロ円も上値は重いものの、続落しづらい環境。 ユーロはまだ乱高下が続きそうです。 本日のアジア市場では昨日の「グロソブ報道」も影響して、ユーロ円が大きく売られているため 欧米市場ではクロス円の反発に要注意。

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