ガイトナー長官とマンテガ財務相

おはようございます。 昨日のNY市場では、ブラード総裁とマンテガ財務相のコメントに注目。 米セントルイス連銀のブラード総裁は、量的緩和を決定するなら、採用するのに良い計画がある」と発言。「FOMCで1000億ドルを購入するというものだ」と語った。その上で「委員会は次回会合に向けて、購入継続の意向がどの程度なのかあらかじめ先行きを示すこともできる」と話した。 Bloomberg つまりQE2は、11月に1000億ドルでスタートしてこの効果をみながら追加していくという計画。 これを受け、米国債が下落し、ユーロドルを押し下げたという形。 先日のメドレーレポート(前レポートを参照してください)から少々後退した形。 加えて、下記のブラジルのマンテガ財務相のコメントもドル買い戻しを推進。 ブラジルのマンテガ財務相は記者団に対し、ガイトナー長官と20日実施した電話会談で、同長官が米国はドル下落を容認しないと表明したと語った。マンテガ財務相はまた、G20財務相・中央銀行総裁会議で、ドル下落を防ぐ手段を模索することでガイトナー長官と合意した。 出所 Bloomberg 米ガイトナー、ブラード、ブラジルのマンテガ財務相などのコメントから、少なくとも対主要通貨に対しての、ドル安は短期的に緩和されるのではないかとの思惑も台頭。 このような一連のコメントからも、対主要通貨に対してはドル安が抑制されると考えられ、ユーロドルの1.4000〜1.400はキャップされるのではないかと 考えていますが、要人コメントを鵜呑みにしてのトレードはいい結果がでないことは多々あるので、要注意。 先日の「仙石防衛ライン」もありましたね。 いまでは、彼は為替レートに対してのコメントは控えているよう。 ともあれ、G20のプレスコンコンファレンスは23日土曜日。 ただ今日から開幕しているので、要人発言に振り回されないよう、注意したいところ。 (シンプルFXトレードから抜粋)

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